ミラー レンズのこんな場合
僕と家電の出会いからお話ししましょう。
僕は今年で40歳になったんですが、家電好きというのは父親の影響が大きいんです。
僕の年代だと、写真はたくさんあったけど動画はまだないという時代。
まだデジタルビデオカメラなんてありませんでしたから。
でも、我が家には8ミリのビデオカメラがあったんです。
1本3分程度の、ある意味映画ですよね。
ウチの親父が熱心に撮ってくれて、夏になると上映会をやってくれていました。
今でも残っているんですよ。
そんな家族との思い出を大事にしている父親が大好きです。
カメラでいうと一眼レフ。
昔はすごく高かった。
父親に聞くとボーナスで買ったそうなんです。
手ブレ補正とかもないし、自分でピントを合わせるしかない。
今から思えば「なんてアナログなんだ」って感じがしますけど、当時はカメラを構える父親が「カッコいいなぁ」って思ってましたね。
僕の父親には、そんな黒モノ家電好きという一面があったんです。
我が家にはズボンのプレッサーもありました。
物心ついたときにはもうあったから、たぶん僕が5歳ぐらいのとき。
1970年代の話です。
立てかけても使えるし、横に置も使える。
今はよく見かけますけど、当時はすごく珍しかった。
僕の家電DNAは父ゆずりでしょう。
その一方で、白モノ家電は結構不自由してました。
母親が家電に対してあまり興味がなかったから、きっと父親にリクエストしなかったんです。
母親はあるモノを大切に使い続けるタイプでしたね。
たとえば、小学校の低学年までは「ガスのお釜」でご飯を炊いていました。
電気炊飯器が我が家に来たのは、僕が8歳くらいの頃だったと思います。
なんとなくのできて、当時はあれが画期的だったんですよね。
我が家の白モノ家電は至ってシンプルというか、必要最低限のモノしか揃ってなかったように記憶しています。
テレビも随分アナログでした。
テレビ自体に足が付いているタイプのもので、ある日戦隊モノの『K』を観ていたら煙が出てきたんです。
僕はそれをKのせいだと本気で思っていて、「Kがいくら悪者を倒しても毎週毎週違うヤシが出てくる。
Kがちゃんと倒さないから、テレビが煙を吹いたんだ」と。
それで、テレビを新調することになったのですが、父親はテレビにはあまり興味がなくて、新しいテレビはダイヤル式の古いタイプでした。
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